切らないフェイスリフトとは

歳を重ねてくると顔だけではなく、首、あごのたるみというのが気になってきます。そこで化粧品などでケアするのですが、はっきりとした効果を感じられないことがとても多いです。そのようなときにはフェイスリフトがお勧めです。

フェイスリフトというと一時期は顔にメスを入れて行うものといったイメージがありました。実際に今でもメスを入れて行うフェイスリフトも広く行われていますが、この場合は体への負担も大きいですし、抜糸まで時間がかかり、通院もしなければいけないということで、忙しい現代女性には少し不向きかもしれません。

そこで注目されているのが、切らないフェイスリフトです。
最近では顔にメスを入れることなく顔、首、あごのたるみといった老化をしっかりと解消することができるのです。その方法も、今では色々な種類が開発されているので自分のお肌の質や、ライフスタイルによって選ぶことができます。

例えば「ロシアンリフト」と呼ばれている方法。
この方法では皮膚の下に24金の糸を埋め込みます。埋め込むことにより、マクロファージや繊維芽細胞が反応し金の糸のまわりでコラーゲンが再生され、毛細血管の新生が期待できるのです。

他にも、皮膚を切開せずに、特殊な糸を皮下に埋め、肌を引き上げたい方向へマッサージするカンタースレッドリフトという方法も存在します。この方法は糸表面のギザギザが肌の深部をひっかけることにより肌をひき上げることができるのです。所要時間も30分ほどなので、手軽に受けやすいのがメリットです。

他にアプトスという施術方法もあります。この方法では特殊な針とギザギザと毛羽立った特殊な糸を用いてたるみを解消することができます。リフティング効果が5年ほど持続し、軽度のたるみに効果的です。

アプトスをアレンジしたワプトスという方法もあります。頭皮の内部に長いワプトス糸を通し顔の周辺部を後上方にリストするのです。

このような施術方法以外にも最新のフェイスリフト方法であるハッピーリフトという方法もあります。PLA(ポリ乳酸)という体内で溶ける糸を使用して行うのですが、リフティング力が高くコラーゲン、ヒアルロン酸の産生を促進することができるので、今では顔や首、あごのたるみに悩んでいる人々に広く使われている方法です。

こうしてみると切らないリフティング方法は実に多いことがわかります。自分の体質やライフスタイルを鑑みて医師と相談の上決めるようにするとよいでしょう。

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