適応症状
加齢や体型の変化などで、顔や首のたるみやシワ、二重あごなどが気になっている方も多いことと思います。日頃のスキンケアの強化や高級化粧品を使ったり、エステでのマッサージなど、色々試されている方もいらっしゃるでしょう。
最近では、美容整形外科で、簡単な方法で、しわやたるみを改善することもできるようになっています。もっとも、美容整形の治療技術には様々な方法があり、ひとくちに、シワやたるみを治すといっても、適応症状により、方法が異なってきます。
そこで、どのような症状に、どのような治療方法が適用されるのか、みていきたいとです。
顔のシワが気になる方の場合
シワの種類により、最適な治療方法があります。多くの方が気になるであろう、小じわ、ちりめんじわの場合。ヒアルロン酸注入、ボトックス注入、ケミカルピーリング、コエンザイムQ10などを配合した注射によるプチ整形、自宅でもできるローラー使用。
表情じわ、笑いじわの場合
ボトックス注入、コエンザイムQ10などを配合した注射によるプチ整形、ヒアルロン酸注入。
たるみじわの場合
ヒアルロン酸注入、コエンザイムQ10などを配合した注射によるプチ整形、ローラー使用。
顔のたるみ、二重あごでお悩みの場合
たるみの種類により、最適な治療方法があります。
弾力低下によるたるみの場合
ヒアルロン酸注入、コエンザイムQ10などを配合した注射によるプチ整形、イオン導入、ローラー使用。
皮下脂肪の増加によるたるみの場合
ヒアルロン酸注入、コエンザイムQ10などを配合した注射によるプチ整形、脂肪溶解注射。
筋肉の衰えによるたるみの場合
ヒアルロン酸注入、ボトックス注入、コエンザイムQ10などを配合した注射によるプチ整形。
年齢が特に出やすい首のしわが気になる場合
ヒアルロン酸注入、コラーゲン注入、ボトックス注入、高周波レーザー治療。また、顔の中でも、目の下のたるみが気になる場合、治療方法ごとに適応症状が異なってきますので、シワやたるみの種類や原因を抑え、適切な治療方法をアドバイスしてもらうのが大切です。
下眼瞼切開(皮弁法)
これは、余剰皮膚と眼窩脂肪の切除を行う治療法です。適応症状は、軽度のシワ、軽度のたるみです。
下眼瞼除皺術(筋皮弁法)
これは、余剰皮膚と眼窩脂肪の切除とともに、眼輪筋の吊り上げを行う治療法です。適応症状は、深いシワ、軽度から重度の皮膚のたるみ、筋肉のたるみ、脂肪のふくらみです。
経結膜下脱脂法
これは、下まぶたの裏側から眼窩脂肪を取り出す治療法です。適応症状は、クマ、目の下のふくらみです。
いかがでしたでしょうか。
シワ、たるみの除去、治療といっても、その種類や状態、原因により、最適な治療法があることがお分かり頂けたかと思います。各治療法の適応症状を知り、施術にあたり、納得いく治療法を選べるよう、じっくり相談しましょう。